説明
中西忠博さんの代表作の角カップの小さなタイプ。
口の反りや角度など本当に丁度いいカップの小さなものは、
ランチ後のコーヒーや来客用のカップとしておすすめです。
コーヒーを飲むためのカップは口が少しすぼまっている方が良いとされています。
というのも、コーヒーの抽出温度は85~90度と低めです。
口のすぼまりは、その温度を下げないための工夫でもあります。
コーヒーを冷めにくくするため、
ソーサーと合わせてお使いになるのもオススメです。
中西忠博さんの器は使うほどに色が深くなり、愛着が生まれる器です。
内側と外側の釉薬は異なるものを使用する塗分(ぬりわけ)という技法が使われています。
外の釉薬は黄身がかっており、マット調が優しい風合い風合い。
内側は少し艶のある乳白色です。
中西忠博さんの器は赤土を使用し、粉引と呼ばれる技法で、
風合いのある釉薬を使用して作られています。
それぞれの器には以下のような個体差がありますので、
ご了承の上ご注文ください。
ご希望であればお写真をお送りいたします。
鉄粉:土や釉薬に含まれる鉄分が染み出して起こる、ホクロのようなものです。

ピンホール:土や釉薬に含まれた空気が逃げ出る時にできる針で突いたような穴です。

釉ムラ・釉垂れ:釉薬の厚みなどで濃さが変わります。手で糸つひとつ釉薬をかけているため、手の跡なども釉ムラとして出ています。
また色のムラには粉引の濃さなども関係しています。

御本手:酸素が反応し、部分的にピンク色になる現象です。中央にピンホールができていることもございます。
