私たちの家具作りへの思い
安心できる家具・納得できる家具・満足できる家具
私たちは関西、関東、九州などバラバラの地方から、無垢の家具作りを基礎から学ぶために飛騨に移り住み、
今ともに家具作りに従事するようになりました。無垢の木で作られた飛騨の家具は、伝統の木工技術で
しっかりと作られているため、一生壊れることのない家具だと言われています。
ただ「一生壊れない家具だから、一生使い続けていける」という職人本位の考えだけで、
ほんとにお客様は一生使い続けていけるのだろうか、壊れる前に買い替えることはないのだろうか・・・
そのような疑問から、私たちが目標とする「一生使える家具」は、お客様とお客様の家族みなさんが
笑顔になる「一生愛着を持ち続けて頂ける家具」だと気づきました。
私たちが、どのように「安心・納得・満足」できる家具を制作し、お客様にお届けしようと思っているのか、
その試行錯誤の思いをぜひお読みください。
浦西正幸
オークヴィレッジへの転職がキッカケで飛騨に移住。退職後独立。飛騨家具メーカーとのデザイン契約などを通して、椅子・無垢家具・木の小物など広く企画・開発を手掛ける。
阿部貢三
飛騨高山の木工芸術スクールを卒業後、飛騨の家具工房での修業を経て個人工房を開設。その後2015年より「飛騨コレクション くらしの制作所」の立ち上げに参加。
穴井和秀
福岡県に生まれ、東京・仙台と流れつき「仙台箪笥」に出会う。漆工として仕事に従事し仙台箪笥の修復などに携わる。2016年より飛騨の家具作りを基礎から学んでいる。
お客様の笑顔のために
私たちは、お客様とお客様の家族みなさんが笑顔になる家具をお届けしたいと思っています。
一生使える家具を、「安心・納得・満足」して、長く愛着を持って使い続けて頂くために、私たち作り手が
直接お客様へ対応させていただきます。そしてお届け後も、私たち自身がお客様とお客様の家族みなさんの暮らしに寄り添って、
無垢の家具のアフターフォローしていくことが大切な仕事だと思っています。
お客様の暮らし・お声に耳を傾ける
私たちの家具作りは、お部屋の配置やサイズで困っていること、お客様の家具選びで迷っていること、こんな家具があるといいなというお声、いったい無垢の家具ってなに?という疑問、あんな暮らしがしたいという希望など、皆さんそれぞれの暮らしから出る声をお聞きすることからはじまります。
お客様のほんの小さな声を汲み取ることで、そして私たちの無垢の家具作りの技術や経験を生かして、あなたの暮らしがちょっと素敵になる、家族みんなが笑顔になる家具をお作りしたいと思います。
無垢の家具で、自分スタイルの暮らしを実現
私たちの作る「一枚板」「無垢テーブル」「木の机」「飛騨の椅子」「木の小物」などは、お客様の理想の暮らしを実現する、また暮らしを彩るアイテムの一つだと考えています。 私たちの工房は、あなたの思い・理想の暮らしをオーダーメイドすることを目標にしていますので、家具屋さんに並んでいる出来上がった「既成の家具」の中から選ぶという購入方法はあまりお勧めしていません・・・ お客様のちょっとした思いやこだわり、ほんの小さな希望に耳を傾け、少しづつ形にしていくことで、皆さんそれぞれの「自分スタイルの暮らし」を実現するためのお手伝いができるのが、私たちが目指す「オーダーメイド家具」なのです。
飛騨の森で育った木
私たちは「local woods local products」を理想の一つに考えています。地元飛騨の木を使って、地元飛騨の家具職人が作る家具。出来るだけ輸入材に頼ることなく、エネルギー負荷を少なくすること。飛騨の木の文化と職人の文化を生かし守ること。そして自分たちも気持ちよく家具作りができ、お客様に「安心できる家具」をお届けすることを目標にしたいと思っています。
一枚板は事前の乾燥が命
無垢の広葉樹・一枚板でテーブルを作るにあたって、それぞれの一枚板・無垢材の個性に合わせて、いかに個別に丁寧に乾燥状態を管理するかが、その後のテーブルの大きな反りや割れを防ぐためには最も大切なことになります。この事前の乾燥管理が甘い一枚板では、お客様の暮らしに寄り添う一生使えるテーブルには成りえません。
人工乾燥を経て、安心の木材へ
実はネット販売の無垢テーブルなどは、人工乾燥材と言われているものでも、まだ乾燥が甘く反る可能性があると言われており、クレームの原因にもなっているようです。私のところでは一般的に流通している「人工乾燥材」と言われている一枚板などを、更に地元飛騨の乾燥専門業者にお願いして、2度目の人工乾燥機に入れて、ご安心いただける木材に仕上げております。
木目を観て、木と会話する
飛騨の森で育った山桜や栗、胡桃、水目桜など国産の広葉樹は希少価値の高い珍しい木がほとんどです。しかもその一本の丸太から家具に使える幅広の木材は数枚しか取れません。それぞれの木材の個性を見極め、木目の流れ、節などを生かし、また割れなどを避けながら、山から頂いた木を無駄を出すことなく使い切ることが、私たちの使命です。
職人チームで作り上げる
無垢の家具作りは、いくつもの工程が重なり、多くの加工の繰り返しで成り立って行きます。私たちは一つの職人チームとなって、それぞれの加工を分担し、また共有しながらすべての工程を進め、お客様の家具を作っています。一人一人の職人の個性と技術の積み重ね、またチームとしての団結力が私たちの家具作りの強みでもあります。
仕上げ磨きで完成度が変わる
私たちの家具作りで、もっとも大切にしている工程の一つに「仕上げ磨き」が挙げられます。少しづつ細かい番手のサンドペーペーに上げていきながら、時間をかけ何度も何度もじっくり磨き込んでいきます。地味で簡単な作業に見えますが、この「仕上げ磨き」で無垢の家具の最後の完成度・美しさが変わってきます。
すべての工程の集大成
無垢の家具は、それぞれの細かい部材の加工から始まり、それぞれの部材を仕上げた後に、すべてを一つに組み上げていきます。この「組立て」の工程が、何日もかけて加工してきた苦労が水の泡になってしまうかもしれないドキドキと、すべてが報われ喜びに満たされるかの分かれ道であり、私たち職人が全精力・集中力を注ぐ集大成の時になります。
何十年・何百年という歳月を生きてきた木
何百年もの長い歴史を生きてきた希少な無垢の木・一枚板。 私たちが手塩にかけて制作した一枚板や無垢の家具は、子供の代・孫の代まで使っていただけるように考えています。実際無垢の木自体は100年でも使い続けることのできる耐久性のある材料にもかかわらず、ほとんどの家具メーカーなどは、たかが10年そこそこの耐久性しかない化学塗料のウレタンで固めてしまっているのが現状です。
一枚板・無垢の家具を一生使うために
オイル塗装の最高のメリットは「長い年月を使い込んだ良さ・風合いが出る」という経年変化にあります。(ウレタン塗装ではこの良さ・風合いが出ることはなく、劣化して剥れてくる可能性もあります) もちろん新品のままでは使い込んだ良さが出るわけがなく、お客様自身が使い込んで出来たキズやシミなどが味わいに変わっていくのです。 ただそのシミやキズを、単なる欠点ではなく味わいに変えるためには、定期的なメンテナンスが必要になります。
家族みんなが笑顔になる家具
お客様みなさんも、ほんとは感じているはずなんです。私たち人にとっても、一枚板や無垢テーブルにとっても、自然の植物系のオイル塗料で仕上げた方が気持ちが良いってことを。ただほとんどの家具店や家具メーカーからの、シミやキズが付いた後のメンテナンスのアフターフォローが無いので・・・ 私たちはお客様に一生使って頂くために、お届け後のメンテナンスのフォロー体制もしっかり築いています。
無垢の家具を育てる
飛騨の山の広葉樹も無限大にあるわけではなく、むしろ希少な木がほとんどなので、数にも限度があります。これからは山に広葉樹の木を植えることも大切になってきますが、私たちは家具になってからの無垢の木も育てていきたい。 ご家庭でも簡単にメンテナンスが出来るオイル仕上げをおススメすることで、しっかりと次の世代まで受け継がれる無垢の家具を、私たちと一緒に育てていただきたいと思います。
家具のお届け後も、私たちの仕事は続きます。
私たちはお客様に笑顔になっていただき、無垢の家具を一生使っていただくために、天然植物系のオイル仕上げをおススメしています。そしてオイル仕上げの欠点と言われているシミやキズを、使い込んだ良さ・風合いに変えるためのメンテナンス作業を、私たち職人がお電話やメールで直接お伝えし、あるいはお部屋まで足を運んで、ご家族の方にも体験していただくという活動をしております。 無垢の家具は、5年・10年と経つにつれて、ますます美しく輝きを増していきます。
お届け例/お客様の声
メンテナンス例/お客様の声
「local woods local products」:地元飛騨の木を使って、地元飛騨の家具職人が作る家具。
飛騨の山で育った山桜・栗・クルミなどの珍しい広葉樹。自然木の色の美しさや木目の表情を生かしながら、山から頂いた木を無駄を出すことなく、コツコツ作ってきた無垢の家具です。私たちが直接お客様にご説明させていただきます。
私たちのお店
〒506-0055 岐阜県高山市上岡本町3-362
OPEN:9:30〜17:30 休み:火曜日・水曜日
オリジナル家具から飛騨のクラフト・小物まで!!
お客様のご要望
まずメールでお聞かせくだい
ご興味がある家具、ちょっと心配な点、お取り扱い
方法やメンテナンスなど、何でもお気軽にどうぞ!!