〈メンテナンス〉拍子抜けするほどメンテは簡単 –ケヤキの一枚板テーブル-

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プロジェクトの説明

東京都 K様邸
商品区分 一枚板
家具区分 ダイニングテーブル
材種 ケヤキ
サイズ W2000 D820~950 H700
所在地 東京都
使用区分 ご自宅
メンテナンスタイミング 破損
設置場所 リビング
ケヤキの一枚板テーブルをご購入くださった東京のK様宅へ、メンテナンスに伺いました。メンテナンスをする天板は、所々が欠けていたため、その補修を兼ねた訪問となりました。

大きな節模様がトレードマークのケヤキ一枚板

ケヤキはその力強い木目から、日本では大黒柱や神社など重要なところに使われてきました。艶のある濃い赤みとその年輪から、高級な家具の材料として、今も人気を博しています。 天然の濃い色合いは時とともに味わいが増すので、長く使うことにこそ楽しさを味わえる木です。 この天板は、センターにある大きな節がトレードマーク。全体的に穏やかな木目の流れの中で、この色濃い節とその近くに現れた「杢(もく)」と呼ばれる絹のような光沢がインパクトを放っています。

テーブル天板が欠けたら、放置厳禁

テーブルの欠け部分は、家具として綺麗に磨かれる前の「木」の荒々しさがむき出しになっています。尖っていたり、トゲが出ていたりして、服が引っかかってしまったり、思わぬケガをしてしまうことも。テーブルに欠けが生じたら、小さくても補修は必須。そのままにせず、ぜひお知らせください。

テーブル天板の欠けも直せます

ご安心ください。違和感なく仕上がります。まず、欠けてしまったくぼみに専用の樹脂を埋め込みます。ちょうど木の節や皮などの色や質感に近いものを使い、きっちり埋め込んだ後は、機械と手も使って、十分研磨します。何の引っ掛かりも感じられないくらいまで磨いた後、あらためてオイル塗装します。

テーブルの小さなキズや汚れは、ご自身でメンテナンス

天板の表面自体は大きな傷はありませんでしたので、機械は使わず手でやすりをかけていきました。紙やすりで磨くときは、力を込めて磨いていただいて大丈夫です。最初はどうしても恐る恐るそうっと磨いてしまいがちですが、手の力はたかが知れてますので、力いっぱいやっていただいて問題ありません。木目にそって、キズやシミのあるところだけでなく全体を磨きます。 木の粉を拭きとって最後にオイルを塗れば、木目がくっきり現れてピカピカに。買った当初の輝きが戻ったようで驚かれることと思います。 K様にも実際に作業していただきました。メンテナンスというと、大仕事のイメージが強かったようですが、時間も30分程度、磨いてオイルを塗るだけという簡単さに、「これならできる」と安心し、さらにメンテナンス意欲が出たようでした。

やさしい手触りが一枚板の魅力

一枚板の艶やかな美しさと触れたときのなめらかな感触は、その木目や形状に勝るとも劣らないほど重要な魅力。節や割れなど、木が生きてきた証しとなるものを違和感なく美しく残すために、時間をかけて修復し、じっくりと磨き上げていきます。 自然の造形美をそのまま残すように、丸太の皮部分である耳もいくつもの工程を経て丁寧に仕上げます。心地よい質感でありながら、山の中の、森のイキイキした姿がイメージできるよう細心の注意を払って製作しています。 そんな私共にとっても、今回のような欠けキズがそのままになることは、とても残念なこと。安全面はもちろんですが、それだけでなく、ぜひお買い上げいただいた当初の手触りを甦らせて差し上げたく思います。お気づきの点がありましたら、なんでもご相談ください。

簡単なメンテナンスが愛着を育てる

一枚板は、一生をともに過ごしたくなる家具。それはメンテナンスをお客様がご自身でできるオイル仕上げだから。いつまでも新品のままとはいきませんが、むしろずっと新品のままだったら、愛着は育たないのかもしれませんね。汚れやシミを手をかけメンテナンスすることで味わいとなる「経年美化」も無垢材の魅力のひとつ。 人やペットに対するような気持ちで、家具も長いお付き合いをしていただけたらと思います。

<お客様の声>

最初はとても時間も手間もかかるものかと思っていましたが、思いの外、作業はシンプルで拍子抜けしました。 浦西さんの説明とご指導はとても明確でしたので、安心して初めてのメンテナンスをすることができました。シンプルな作業とはいえ、作業後の仕上がりはとても美しく、真面目にメンテナンスをする気持ちになれそうです。 これからもよろしくお願い致します。 お届け例・メンテナンス例の一覧へ >